複数の感覚を同時刺激!忌避剤で鳩をよせつけない

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害虫や害獣を寄せ付けないようにするために、忌避剤を用いる対策があります。糞尿や騒音などの被害が深刻な、ハトに対しても忌避剤は有効策のひとつになるでしょう。

そこで、忌避剤とは何なのか、その塗布方法や塗布するときの注意点について紹介していきたいと思います。

忌避剤とは?

害虫や害獣によって、それぞれ苦手とする匂いがあり、それを用いることで特定の害獣や害獣を寄せ付けないようにする薬剤のことを言います。

忌避剤の効果

ハトが嫌がる匂いを成分に配合していますので、ベランダなどハトが止まりやすい場所に塗っておくと、ハトが寄り付かなくなります。

忌避剤と一口にいってもいろいろな種類がありますので、使用する場所や、被害状況に合わせて適した忌避剤を選ぶ必要があります。

ハト駆除用の忌避剤

ハトを駆除するために、忌避剤は昔から用いられてきた対策のひとつです。ハト用の忌避剤は、ゴキブリやネズミで使われているものと、似たものが出回っていました。

しかし、かつての忌避剤は、殺傷成分も含まれているため、ハトを殺すこともあったのです。さらには、その有害成分が雨などによって、流れ出てしまうと、ペットや人間にも悪影響が心配されます。

他にも強い粘着性で、ハトを捕獲するタイプの忌避剤もあったのですが、強すぎる粘着性により、ハトが身動き取れなくなり、ハトが死ぬケースもあったのです。

現在は、以前のような弊害を引き起こさない忌避剤も多く販売されています。主な種類は、スプレータイプ、固形タイプ、ジェルタイプであり、それぞれ特徴があります。

塗布方法や場所、注意点

忌避剤の塗布方法のポイントや注意点にてついて紹介していきます。

適した種類を選ぼう

ハトを除けたい場所に応じて、適したタイプを選ぶようにしましょう。虫除けスプレー感覚で、最も手軽に使用できるのがスプレータイプです。

毎日定期的に吹きかけることで、ハトがよりつかなくなるでしょう。

クローゼットの防虫剤のように吊るして使用するのが固形タイプの忌避剤です。効果が約1か月持続しますので、スプレーのように毎日吹きかける手間が省けます。

匂いが及ぶ範囲が決まっていますので、広範囲でハトを除けたいときは複数用いると効果的です。

ジェルタイプの忌避剤は、味覚、嗅覚、触覚からアプローチし、ハトを撃退してくれるタイプです。しかも、その効果は1~1年半も持続します。

被害レベルで忌避剤を選ぶ

被害状況に応じて、忌避剤を選ぶ方法もあります。被害が初期段階の頃は、スプレータイプでもある程度の効果が期待できるでしょう。

それよりも被害が拡大し、ハトのたまり場になっているようであれば、スプレータイプと固形タイプを併用することで効果が高まります。

被害がかなり深刻化している場合は、ジェルタイプを塗って撃退するのがおすすめです。

塗布方法について、

塗布するときは、忌避剤の使用説明書をよく読んで、それにしたがって使用するようにしましょう。

まとめ

忌避剤は初心者でも扱いやすく、手軽にハトを寄せ付けないようにできるグッズのひとつです。

その他の対策はこちら → 鳩に危険を学習させる。電気ショック

成分が不安なときは

小さなお子さんや赤ちゃんがいる家庭では、忌避剤の成分による影響が心配ですので、ハーブなど天然成分が配合されたものを使用するのがおすすめです。

忌避剤の効果がみられないことも

ハトの定着度によっては、忌避剤の効果がみられないことがあります。たとえば、ハトが巣を作っており、ヒナが生活している、住みついているような場合は、忌避剤だけではハトを駆除することが難しいと考えられます。

既にハトはその場所に対して強い執着心を持っていますので、いろいろな対策を講じても、効果が見られないことが多いのです。

そのようなときは、忌避剤だけではなくネットを張るなどの対策が必要となります。それでもハトを駆除することが難しいときは、プロに依頼することも考えてみましょう。